うさねこわんfamily

猫、うさぎ、犬 異種(いろんなこたち)保護の生活を記録しています。

多頭崩壊からのレスキュー子猫 シュシュちゃん子猫時代

今日の保護子猫ちゃん。
子猫ちゃんらは 劣悪だけれども
いわゆる一般家庭の老人宅から来た。
人間がいる家庭だ。無人で猫が増えたとかではない。
 それなのに
この子らは 人間を認識しておらず
人の気配で脅え 固まり 時にはその小さいからだで
威嚇してきた。
いくら 老人世帯といえど ここまで?と
思っていた。
それから 猫トイレも知らなかった。
子猫用のクッションの上に おしっこをして
その上に みんなで寝ていた。
ペットヒーターがあるので 多少乾いていたが
それでも 自分たちのおしっこで濡れたクッションの上で
寝ていた。
人の認識 猫トイレの存在 あたたかいヒーター
あったかいごはん きれいな部屋
うちにやってきて この子らにとって すべてが変わる。
うちに来てからも 
私はこの子らをなでくりまわしたり
追いかけて遊んだり
しない。
ただ 近くにいて 部屋を掃除し
あたたかいご飯を(お白湯、缶詰は全部 お鍋で温める)
おいていた。
間もなく この子らは 私のあとを追うようになった。
スカートに潜りこんでくるようになった。
ひざの上に乗って来て いつのまにか 
そのまま寝るようになった。
私は特別なことは何もしていない。
それでも このこらはここまで 甘え その小さい体を
寄せつけてくるようになった。
前の飼い主は 一体 どうしてたんや??
そして その親猫らは 大丈夫なんか???
猫おばちゃんに詰めてみたが
どうも そこまで分からないよう。
もし この子らがそのまま その家に残っていたら
おしっこもうんちも部屋のあちこちでして
その汚れたからだのまま 眠り
粗悪なフードを食べ 人間を認識しないまま
家庭内野良猫 になっていたと思う。
そして 間もなく 近親交配され 増えていったと思う。
メスが1匹いれば 一度に5~6匹は出産する。
そしてその中に またメスが1匹いれば 5~6匹。
それは もう倍々に増えて
あっという間に 何十匹になり、
多頭崩壊 現場と 化すことになる。
えさが無ければ共食いが起き それは地獄になる。
その一歩手前だった。本当に 一歩手前。
今の子は 早熟で4カ月でも 発情する。
あと 少し 放置されたら大変なことになっていた。
全国で起きている 多頭崩壊の子らが1匹でも
救い出されますように。
この子らは  『幸せ』 しか運んで来ないんだから。