うさねこわんfamily

猫、うさぎ、犬 異種(いろんなこたち)保護の生活を記録しています。

台風の日に母猫に置いてかれた子猫。

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ノミダニ(ふん)だらけの体。

 

2020年10月頃になりますが、

ある団体の方から、瀕死の子猫がいる。と情報が入りました。

この辺りで 瀕死の子猫など面倒を見れる方はいません。

 

すぐに走りました。

 

そしてその団体の方が仰るには

 

 

近所の方が

台風の日に 母猫が他の元気な兄弟猫を連れて
この子だけを置き去りにしたそうです。
(自然界といえばそうですが、猫も強い子を育てる傾向があります)

 

☆☆☆2020年10月10日

午後、4時、子猫が入ったキャリーを受け取る。

午後、5時 動物病院が空いたのですぐに救急で見てもらうことに。


当方に来た時点では 微動だにせず
今夜、一晩 生きて入れるかどうか。。

 

動物病院では 体重が 345グラム。

低体温、ノミダニによる極度の貧血状態、
栄養失調、もう瀕死の状態でした。

 

すぐに 獣医さんが レボリューションを!と言ったけど

そんなこんな状態の子にやったら

すぐに下痢して死ぬわ!!(←心の声 大阪やったら言うてるけどな)

 

冷静に いえ、レボリューションではなく

まずは シャワーをして ノミダニ(ふん)の駆除、それから

フロントラインスプレー(生後1日から使える 妊婦猫にもOK)

ドロンタール(回虫条虫駆除)

でお願い致します。と。

 

みなさん、獣医さんの言いなりで進むでしょうから。

私は違います。正直、経験があります。こちらとは全く違う数をこなし

命をかけて命を助けてきたのです。

 

すぐに 獣医さんは私の指示したように動いてくれます。

素晴らしい獣医様。ここで 獣医学では〜とかいうようではだめ。

 

処置は時間はかかりました。

 

しかし、 インターキャットをしても 動きません。

 

口にちゅーるや栄養剤を含ませようと
無理に口を開けました、
口の外に出してしまうほど。

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(だいたいの子猫は インターキャットを
打つと 多少は持ち直します)

 

それも全くなく、当方もちからの限りは尽くそうと
強制給餌を 夜中繰り返し 

 

無理矢理に口を開けて ちゅーるに(ブドウ糖

(こういった場合は 子猫ミルクは 下痢を起こします。)を入れて

お腹いっぱいに膨らむまで 口から入れるのです。

これは 普通の?方では ほぼ出来ません。

 

うちに来た以上、 命を落とすことは 許せない。

絶対に 絶対に この子の命は つなげる。それだけ。

 


体を温め、3日ほどは 低体温も持ち直すことはなく
なんとか 強制給餌だけは続けて

 

4日ほど経つと


肉球が少しずつではありますが
温たくなっていったのが分かりました。

 

それからは 徐々に回復し

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自分から ご飯を食べ尽くすほどの
元気になりました。

 

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あの時、死にかけやった子猫はどこへ〜?笑

 

 

 

たった1匹の猫が 奇跡を起こす。

今は 里親様宅て お姫様❤️として大事に大事に健やかに過ごしている。

 

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↑ いつも思うこと。↑

 

 

命だから。

 

当たり前のことしてるだけ。自分の責任。自分の命に変えてでも

救いたい命がそこにあるだけ。

 

ドクターや看護師さんのように 人の命は救えないけども(すっごくすっごく尊敬!!)

 

犬や猫うさぎの命は たくさん見てきた。

 

どうか、たかが、犬、たかが、猫、たかが、どうぶつ。ではなく

 

同じ命として捉えることができる人がこの世にもっともっと増えてほしい。

 

そうなれば、きっと誰もが

 

笑顔いっぱいで 愛情溢れる生活になる。

 

 

15年という 動物の保護活動の中で 心底思う。

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私のところに来てくれて 本当にありがとう。

 

この世に 産まれてきてくれて ありがとう。

 

たくさんの愛情をくれて ありがとう。いつまでも愛してるよ。