うさねこわんfamily

猫、うさぎ、犬 異種(いろんなこたち)保護の生活を記録しています。

再確認☆全国のあちこちで犬猫たちのために頑張ってるひとがいる。

NHKプロフェッショナル
ワンちゃんスペシャル☆を見た。


少し前に クローズアップ現代でも
犬の保護団体の特集してたけど・・・
悪評ばかり。


なので 今回のNHK特集も たいしたことないだろうな~と
最初のトリマーさん 獣医師は 何か用事をしていて
(ねことうさぎの事だけど)
ほとんど見ていない。


ふと テレビを見たら 犬の鳴き声がしたので
見てみた。訓練士さんの話だった。
犬は 大変 凶暴で人間に噛みついて 大声で叫ぶ。
飼い主は 笑って 
この犬を手放すにも噛むから 里子に出せないみたい。  
殺処分も可哀想だし~~と言う。

 

どこか 他人事。わんこは躾が絶対に必要であり
最初に主従関係をしっかり築かなければいけない。
そこを放置してしまい、わんこは 自分が
どうしていいのか分からず 不安になってしまい
凶暴になってしまう。愛情が自分に向ってるのかが
分からないから。

 

一般施設の躾に出しても 噛む 叫ぶのが酷くて返される。
そして 最後に この犬の訓練士の方のところに
やって来た。


わんこは 泣き叫ぶ。それは 恐ろしいほどの絶叫。
訓練士は わんこの頭を思い切り殴る。
ダメなんだ。
ご飯をもらう時に 人を噛むのはダメなんだ。
徹底して覚えさせる。
それは 噛むイコール 殺処分を意味しているから。
ここで 噛んだら 死ぬんだよ。飼い主によって
殺されてしまうんだよ。
この訓練士さんのわんこへの
深い愛情がないとここまで出来ないと思った。

 

以前は 警察犬の訓練士だった。
賞もとった。それは嬉しいものだったが
今、飼い主さんが (凶暴だった犬が
うちで訓練を受け) 変わった犬を見た時の 

嬉しい顔をした時の方が

賞をとった時の何倍も
比べものにならないくらい幸せだ。と。

自分の名誉 自分自身が周りから褒め称えられることよりも
相手が 喜ぶ顔を見た時の方が 嬉しいこと。

凶暴な犬に対し 真っ向から立ち向かい
噛まれても 吠えられても
ひるまず 
愛情を全ての犬に注いでること。

同じ思いだ。と思った。それから

単純に すごいな。自分には そんなに酷いわんこに
逢ったことがないし、
出来ないな。と思った。

その瞬間 こういうことだと思った。

ずっと周りから言われてきたこと。

貴方だから出来るのよ。他の人には出来ない。

自分としては 猫の保護なんて 老若男女誰にでも
出来ると思う。実際 出来る人は出来る。
だけど 違う。
出来ない人もいる。

 

今、目の前にいる子らは守る命。
噛まれても引っ掻かれても

全部で体当たりする。

 

この訓練士の犬の接し方を見て
自分を客観視することが出来た。

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猫の捕獲は 心身ともに一瞬だって気を抜けない。
ここで逃したらもう一生会えない。

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逢った以上 1匹だって殺させない。
命を繋げるんだ。見てしまったからには
今出来る 全部を使うんだ。
そう思える人も 行動に移せる人もそういない。

この訓練士さんを見て 犬や猫 どうぶつに対し
必死で頑張っている人がいることを
再確認出来た。同じ気持ちで命に対し
向き合ってる人がいる。
(この人の方が志はもっともっと高いけど)

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犬や猫 どうぶつを1匹だって 助けたい。
あたたかい家庭で暮らさせてあげたい。
そして そのどうぶつたちと接する人たちを
心から笑顔になってもらいたい。
そのためには 自分を 犠牲にすることも厭わない。
自分は この子らに嫌われてもいい。
命を確実にリレーすること。

猫の保護 里親探しは知識も経験も忍耐も度胸も必要で
自分にしか出来ないこともある。

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日本の犬猫殺処分 年間10万匹。
およそ8割が 猫。
日本でのペット数 犬猫に続き 
3位である うさぎの殺処分統計は出ていない。

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うさぎが 年間殺処分 ゼロなわけない。
保健所への持ち込み義務が無いうさぎは死んでも
生ごみや近所に埋めても分からない。

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(↑同じうさぎ 保護した直後)

ぽうたん うららたんと接し本当にそう思った。

1匹でも 本来の天寿を全う出来るように。
1匹でも あたたかい家庭で暮らせるように。
その1匹のぬくもりで 人間も
家族みんなが笑顔になるように。

 

あちこちで いぬねこうさぎのために
東奔西走する人がいる。
噛まれても何をされてもその命を守る人がいる。

 

団体に属する気は全くない。
団体を作る気もない。
支援物資も支援金などのサポートを受ける気もない。
里親さんから一切の譲渡費用を受け取る気もない。

一人でもどうぶつたちの尊い命を救うことが出来る。

出逢った命に対しては全力で。

 

http://www.nhk.or.jp/professional/2018/0129/