うさねこわんfamily

猫、うさぎ、犬 異種(いろんなこたち)保護の生活を記録しています。

保護猫記録 過去記事 レイ 2019 4月1日

 

レイ記録③

2019、4、1、午後3時  

外猫及び猫の家

撤去要請の看板。(私はこの猫の世話人でない。他にいた)

 

 

午後11時、捕獲。

フロントラインスプレー(ノミダニ駆虫薬)

4月2日 捕獲器からケージに移す。

レイに 触ってみると

怖がるが、威嚇もほぼ無し、噛みつきなし、

引っ掻きもなし。

触れたことに 本当に驚きだった。

ふと、自分から 涙が出ていた。

嗚咽になって

号泣していた。

簡単にさわれた子、この子は確実に 人間の手によって

家の中で生活していた。

人間の手を知っている。

そんな子が10年という猫の寿命の半分以上を

過酷な外で、人間から暴言を吐かれ、追いかけられる

生活を送っていた。

涙は止まらなかった。

レイは何かを感じたのか

私の方を見ていた。

必死で涙を抑え、レイの体を拭いた。

あまりの悪臭だったので

オレンジXをスプレー。タオルで拭く。

拭いても怒らない。

ゴシゴシと強めにしても怒らない。

(保護した猫は子猫であろうとも

思いっきり 威嚇、しゃああああ!と唸る。

爪や牙 噛みつきが出てくる)

が出ない。

お腹も拭いてみる。→大丈夫。

爪を触ってみる→ありえないほど大丈夫。

肉球をプニプニしてみる→ほんまか??ってっくらい大丈夫。

ここで シャワーに入れる お風呂に入れる決断をする。

キャリーバッグに(プラスティックのハードキャリー)に

レイを入れて 風呂場に突入。

レイ→少しビビる。

シャワーを出す → レイビビる。

背中に当てる →レイ びっくりする。

シャンプーする→ レイ 猛烈にパニックを起こす。

この子は 華奢ではなく かなりの骨太で

首も太く、胴体もデカイ。うちのオス猫 あたろうくんよりも

ひとまわり大きい。

しかも、

外で思い切り走り、飛び 、人間から逃げ回っていたので

筋力はかなりある。

私の握力は自慢の3。

思いっきり渾身の力で その暴れ狂いだした大きな

クロネコを羽交い締めにして

再度、キャリーに詰め込む。

こういった時は腕力じゃなくて一瞬の判断かな。

ここで暴れて部屋やどこかに逃げられたら

一巻の終わり。

キャリーに押し込めたらドアをすぐに締め

キャリーの外側の下から少しずつシャワーを当てた。

レイはキャリーの中では落ち着いてきた。

おしっこの匂いが立ち上った。

シャワーでおしっこしてしまったんだと思った。

すぐにそれは違うことが分かった。

この子の体からは およそ10年という外での過酷な

生活であった

その異臭が

シャワーの熱で 出てきたのだ。

風呂場は一瞬にして異臭でいっぱいになった。

うんちやおしっこを大量にまき散らしたかの様な

異様な匂いがたちこめる。

シャンプーの量を少し増やし、

キャリーの間から少しずつ入れる。

10分もしないうちにこの日のお風呂はやめた。

今までの成猫での保護猫の場合、

このような悪臭は一度では消えない。

体内にも込めており、長い子では3ヶ月以上

悪臭はつづく。毎日毎日 綺麗にしても。だ。

レイを再度 ケージ移す。

タオルでゴシゴシと拭いても大丈夫。

ここでドライヤーを持ってくる。

ふと見ると 真っ白なドライヤーは 真っ赤だ。

血塗れだった。

レイが傷を作ったかも!!!!と

レイを見ても なんともなく

どうやらパニックを起こしたレイに

私が引っ掻かれており、

大量の血液が 部屋中に落ちていた。

なんとまあ。殺人事件現場くらいで笑えた。

そんなことは放置し、レイが風邪を引くことのない様に

ドライヤー攻撃は続いた。

レイがふわふわになった頃

もう一度、頭を撫でてみた。

虐待されていた子がする特有のしぐさ、

頭を低くし、目が恐れている。

もう大丈夫なんやで。

レイは 洗うと それはまあ、

素晴らしく可愛い猫であった。

そこで 潰れていた耳を 触り、

調べてみた。どうも 虐待などで

殴られた変形した形ではなく

先天性 だと思った。

耳の骨は 一般猫とは違う形をしており、

内耳も入り組んでいる。

折れ耳猫のスコティッシュホールドは

奇形からできた品種。

そのまた 奇形の形をした 耳。

潰れた耳は可愛い可愛いチャームポイント。

愛らしくてまた泣きそうになった。

家に入れるのが遅れてごめん。

人間が買って、殴った(と思われる)

捨てた。

長い間、たったひとりで偉かったね。