退院後 少し体調がいけそう。。と思ったので
夫の車で 夫の実家に行った。
夫の実家に行く予定ではなく ホテルに(ラブホではない)
予約が取れなかったため
急遽 夫の実家にいくことになった。
ワシのうちは大きいけ~
めだつんじゃ~~
蔵があって
納屋があって~
と大層大きなお屋敷かと思ったのだが
うーん。そうかと思った。
というのも継母の実家が大工の棟梁で
その辺りでは有名だった
駅から ○○さんち。というだけで
タクシーが行けた。
のを見てたので そんなに?と思ったが
決して口にはしていない。
そこで 夫は すでに 車の移動で
体調が悪くなって来ていたので
すぐに ふとんを敷いてくれた。ありがたい。
このあたりは優しい。
そして びっくりした。
もう何年も都会で暮らしていたので
(今 住んでる地域は都会ではない)
こんな静寂な世界があるなんて!と思えるくらい静かで
きれいな空気にちょっと感動した。
お家も あんな傾いた家にだれも住めない!と
家族 親族の誰もが言っていたようだが
全然そんなことはなく 住めるよねー(*^-^*)と
言ってたし 本当に思った。
裏が 山って 最初は驚いたけど
あまりに静かできれいで本当に落ち着いた気持ちになった。
そこに 車が来た。
夫の姉だった。
もうその頃には クソ女と言われ続けている。
あーやっとお話ができますね。と思い
布団から起き上がり 椅子に座った。
そこで わたしの靴をみつけ
夫を呼びつけた。
そのまますぐに5分もしないうちに
車はどこかへ行ってしまった。
すぐに 夫のスマホがなった。
夫が 怒って
「こっちで住むかもしれんけ!アパートを
探すんじゃ!!」と
怒鳴っていた。
電話しないでも ここにいるのに。
勿体無い。なんで帰ってしまうの~と
夫に言っていた。
実家に いつも言ってるクソ女がいるんだったら
もっと腹が立ったでしょうに。
きっちり 夫を交えて
お話くらいして欲しかった。
それから 夫がお風呂を入れてくれた。
寒いけ~一緒に入ろう。
そんなこと言ってたと思う。
自分たちで作ったおうちのようで
あちこちガタが来てお風呂も
夫が防水をした?とかのようで
寒いらしかった。
それが
それが
大変 素晴らしかった!!
これは 今でも よく夫に言ってたのだが
最高で お水はきれいだし
静かで とても温かかった。
なんだろう 表現はおかしいのだけど
あまりの美しさに
惚れ惚れした。
本当に気持ちよかった~。
翌日から 夫と 三原 から 福山あたりで
不動産に行った。
分譲と賃貸 両方を見て回った。
もうすでに こちらで(神戸)でいくつも
広島(三原から福山の物件)は
ネットで見ていたので
実際 実物の物件を何件も
見て回った。
とても楽しかった。
神戸 大阪とは 全く違う 空気感。
それは かなり のんびりでゆっくりで
みんな あまりしゃべらないんだな~
そして
間が長いな~
オチがわからん(言ってる内容が理解できない)
と違う雰囲気だけど 楽しかった。
夫が好きなお好み焼き屋さん
定食屋さん
喫茶店
夫がいつも使ってる言葉が
あちこちに飛び交って それも
楽しかった。
覚えてないけど なぜか1度神戸に戻ってから
また行った。
再度 いろんな部屋を見た
そこで もう暗くなってきたし
今日は やめようか~と言っていた時
1つアパートを見つけた。
4つの部屋で1つ空きがあった。
大家さんの電話番号が書いており 夫が電話すると
すぐに担当の女性が着てくれた。
その部屋は 夫の会社からすぐのところで
近くに スーパーもあった。
まだ人通りもあり 私も寂しくないね。(*^-^*)と
お互い ここいいね!となった。
そこで 私は一旦考えます。とその女性担当の方にいうと
夫が
ここに決めます!
Σ(・ω・ノ)ノ!え!
と言った。
それから 私は帰り
夫は3月から地元の会社
そうだ
不動産の契約なので ギリギリだったのだと思う
話し合っていたのは電話だった
確かに 場所もよく 夫も バイクで通える
と言ってたと思うし
スーパーもあって 人が少ない場所。でもなかった。
引っ越しは ツレを呼ぶけー
荷物は全部 持っていく。
と言った。
そうだ。実家に行った時に
少し大きめのテレビあったね(*^-^*)
あれ み○○ちゃんのだ。って言ってたね。
あれ リビングに置きたいね。と言うと
夫が引っ越しの時は
ワシのものは 1つも 持っていかん!!
そう言った。
え?私の荷物だけ?
それって前の主人が買った家具 冷蔵庫 洗濯機 テレビ
みんな?
そんなことを聞いた
すると
ワシの物は 一切持っていかん!!!!
2度3度 言われた。
もう黙った。
それから3日ほど考えて。
ごめんね。やっぱりそっちにはいけないわ。
そう言った。
そう言うと夫は烈火のごとく怒りだし
2度と来るなあああああああーーー!!と
また叫んでいた。
不動産に行って 契約も解約していた(仮契約)
・・・・。
考えるんだけど
今の部屋のときも
着の身着のまま
そっちに引っ越そうか。となっても
ワシのもんは持っていかん
どういうことだ?
全く理解出来ない。
確かに 口論になる度に(夫がいつもおかしいことを
言ってくるのだが)
夫の荷物をまとめて
でていけ!!
とは
言ったことはある。
それか?
なんでもいいけど
その ワシのもんは持っていかん その言葉で
また信用に値しなくなったのはあった。
そこまでしていくこともないか。
別居婚だと会社から
年間70万ほどの費用負担がでるらしい。
(もちろん私には一千ももらってませんよ(*^-^*)
今思っても 引っ越しはしないでよかったと思う。
したらしたできっと楽しい日もあったかもしれないけど
お部屋とも ご縁だと思っているので
それは 良かったと思う。
それから夫が 実家の会社に戻ってから
数か月で 神戸への定年までの勤続になるとなった。
もう電話でもけんかは絶えなかったので
あまり嬉しくなかった。
自分で決めて自分で周りの方に説明してください。
そう言った。
間も無く 夫は 神戸に来た。
だけど いつの間にか 部屋を探すことを
休日ごとにしていた。
ふたりで 一生 住む家を探した。
それは 楽しかった。
夫の仕事場あたり 神戸 明石 など
あちこちの物件を見て回った。
ただ 土地価格が上昇しており
なかなか 安くて 夫の副業ができる場所
そんな家は なかなか見つからなかった。
普通のマンション
普通の一軒家ならあるのだが
エアコンの修理
軽トラック
普通車
2台とめられるとなると
こちらでは 相当限られてきたが
それでも ふたりで あちこち見にいった。
あの頃は けんかもしてたけど
楽しい時もあったな~
それから
夫が 神戸から実家の会社に週に3回戻ることになり
結局は 完全に戻ることになった
広島の物件
神戸の物件
ふたりで いろんなところに行けたのは
今となっては
楽しい思い出(*^-^*)
そこは ありがとうだね。夫、夢を見させてくれてありがとう。