レイ記録②
地域猫が生きずらい街。
先日、捕獲した猫がいた場所に
貼られた看板。
その日のうちに 猫を捕獲し、
猫の小屋も撤去した。
翌日には その撤去要請の看板も
剥がされていた。
ドイツなどでは
どこのお宅でも 玄関に
外で生きる動物、猫達への
飲み水用の器、水が置いてあり、
中には ご飯ドライフードも置いてる家庭もあるらしい。
猫や犬をもらい受ける際は
保護団体およびシェルターであり、
ペットショップは存在しないらしい。
これはドイツに住んでいた里親さんから
直接聞いた話。
日本も
命の売買をそろそろ廃止にするべきじゃないかと思う。
このクロネコは
スコティッシュホールド。
折れ耳の奇形だ。
10年間も外で生きてきた。
この辺りでは
たくさんの人が知っており
クロー!クロー!と呼ばれていたらしい。
クロは
虐待をうけていたようで人を見ると逃げ回る。
そして、
迫害を受ける事になった。
あのとき、偶然に あの看板を
私が1番に見つけたようだ。
すぐに動いた。
1匹の猫の居場所がなくなってしまう。
もう10歳を超える黒猫。
家の中に入った黒猫は
もう外で生き絶えることは無い。
家の中であったかい生活を送ろう。
それから、安心してご飯を食べよう。
冷たい水を、
汚れた水を飲むこともなく、
いつも綺麗な水を用意するね。
あったかいホカホカのご飯を
毎日あげるね。
毎日 ブラッシングして
体を撫でて、
頭を撫でて、
抱っこしようね。
10年分、10年という猫にとっては
そのほとんどを
過酷な状況で生きてきた。
捨てるなら買うな。
捨てるなら飼うな。