うさねこわんfamily

猫、うさぎ、犬 異種(いろんなこたち)保護の生活を記録しています。

里親募集サイトなどなど。いちごちゃんの保護時の事も。

犬や猫、うさぎなどを家族として受け入れる場合には

日本では、選択肢としてまず1番に

ペットショップが挙げられると思います。

私も13年前にいちごちゃんを 大阪市内の公園で

保護するまで ずっとそう思っていました。

それしか ペットを受け入れる選択は無い。とも思っていました。


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いちごちゃんを保護したきっかけは、

捨てられた猫の生活は過酷過ぎる。と実感した事。

 

いちごちゃんは生後1か月ほどの頃

4〜5匹の兄弟と共に遺棄されたようで、
その兄弟達は  公園に居た1匹のメス猫が育てていました。
そのメス猫は、まだ避妊手術されておらず(地域猫活動TNRがまだ実施されていなかった)
子猫を4〜5匹出産した後でした。

 

そこへ いちごちゃん兄弟が遺棄されたようで
そのメス猫は8から9匹という子猫にお乳をあげて
育てていたのです。
自分の子以外でも育てる母猫がいる。それだけでちょっとした感動でした。

 

そして 当時はまだ 公園内でもあちこちで子猫が生まれていました。

その子らは 猫おじさん猫おばさんという方達が毎日毎日、ご飯をあげていたのです。

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私もその9匹ほどの子猫が気になり、行ける日は

猫のフードを持参し様子を見にいっていました。

すると 子猫は日に日に減っていきます。

9匹が8匹、7匹。と。

 

そこで 猫達にご飯をあげていた猫おじさんに聞きます。

 

どうして 子猫が減っているの??

 

猫おじさんは

身なりも言葉使いも丁寧で綺麗な方でした。

定年退職され、こうやって公園で猫にご飯をあげるまでは

お仕事も子育ても愛情を持ってされていたのだと分かる方でした。

 

猫おじさんは

カラスがね 持っていくんだ。食べてしまう。でもね。

この子が(子育てしているメス猫)

必死で 自分よりも大きなカラスにでも立ち向かって行っていくんだよ。

 

おじさんも1度遭遇したけどカラスが子猫を咥えてね。。。

 

言葉を発する事が出来なかったのを覚えている。

このような整備された公園でさえも弱肉強食の世界であり、

体を張って守る母猫がいると。

 

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そこでいちごちゃんが気になった。

明日、来た時には会えないかもしれない。

9匹ほどいた子猫の中でなぜか私に抱っこしてとばかりに

ひっついて離れなかった子猫。

 

  • 私はウォーキングの時用の小さいカバンに

  • 子猫を詰め込んだ。

  • とっさの行動で今も考えに考えた結果だと言えない。

  • ただ、無我夢中だったのを覚えている。

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(家に連れて帰ってすぐに撮った画像⬆︎ )

家に帰ると可愛い可愛い子猫。

いちごちゃんもすくすく育つものだと思っていた。

 

うちには みい子という成猫がいたけれども、

この子が丈夫で何でも食べて(今でも)何もしないような子猫育てだったこともあり、

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外で生きてたい子猫だし、丈夫だろう。

子猫のフードとケージがあれば十分だろうな。くらいに。

 

うちに来て3日ほど経つと いちごちゃんは下痢になった。
でもまだ元気にケージ内で遊んでいたので
まぁ治るだろうと。すると翌日には

いちごちゃんは ほとんど遊ばなくなりこの時やっと異変に気付いた。

小さい子猫はたった1日の下痢で瀕死になるんだと。

(これは今でも里親に伝えている。子猫の下痢は危ないから。と)

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その日は たまたま祭日でいつも行っている動物病院は休み。

隣の駅の獣医師が数名いる少し大きめの動物病院まで連れて行き、
インターキャット、点滴、などをしてもらうことに。

 

手のひらの大きさの子猫が注射を打たれていることに

心底、悪いことをしてしまったと思い、

それから1週間は毎日、小さいいちごちゃんをキャリーバッグに入れて

インターキャットと点滴に行った。(費用は数万円になった。)

 

そんないちごちゃんの様子を見て

こんな小さい子が外で生きていけるわけがない!

 

 

いちごちゃんを保護してから1週間後くらいに

いちごちゃんのお世話の合間に公園に急いで行った。

 

残った全ての子猫を保護しよう。

 

それしか無かった。

 

すぐにみんな動物病院に連れて行こう。

 

  • 公園に着くと 子猫が入っていた段ボールが無くなっており、

  • 探したが子猫は見当たらず。

猫おじさんを待った。

すると 猫おじさんが現れたので すぐに

 

子猫たちは どこへ行ったん??

 

猫おじさんは 低い声で少しうつむき加減に

 

この前1人の男性が子猫が入ったダンボールごと持って行ってしまった。

動物実験で売れるから

子猫を1匹500円で

全部売るんだと

病院は〇〇病院(←今も覚えてる!)

 

そしておじさんが 最後に

 

これも 自然のことだから・・・・・。

 

この一言で私の中で何かがブチ切れた。

 

何が自然のことやねん❗❗

人の手が関わってるやろ❗❗

 

寂しそうな猫おじさんに

それだけ吐き捨て 速攻で自宅に帰った。

(猫おじさんとはこれで仲違いする事はなくこちらに引っ越すまでこの母猫や

公園猫の事で話していた)

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家に帰って

いちごちゃんを抱きしめ、ただただ謝った。

 

そこから 動物実験、保健所、ペット販売、虐待、殺処分など

この世に出ていると思われる

動物愛護関係の本を読み(その時で一気に500冊ほど繰り返し何度も読んだ)

インターネットで 調べ 関西圏の動物愛護団体に片っ端から電話をし

一体、どういった活動をされているのか 気がすむまで聞いた。

(どこも親切だった。)

 

そこで 初めて知った日本の殺処分の現状。当時はまだ

  • 年間およそ10万匹以上の犬や猫が殺され、

  • 動物実験の払い下げ、犬猫の不要回収車もあった。

 

 

ありえない状況に頭を打ち砕かれた思いと一緒に

今、自分に出来ることをしよう。と。

そこから いちごちゃんを保護した公園に遺棄された子猫は保護することに。

まだ 未去勢の猫が多くいたのと、大阪市内でも有名な大きな公園だったので

捨てられる子猫らも多かった。

どこで子猫が捨てられている。と聞きつけては 捕獲しに行った。

 

そこで たくさんの猫おばさんに会うことに。

お一人、もうその公園ができる40年前から 猫らにご飯をあげ、

病気の子は自宅に連れて帰り、猫達の面倒を見ていた猫おばさん。

 

そんな猫おばさんは ジャージ姿のそこそこ若い娘なんて(当時はもうちょっと若かった)笑

そんな人間なんて信用しない。

ただただ私を怪訝そうな顔で見て無視。

 

私は猫おばさんは

猫にご飯をあげることで今まで散々嫌味を言われてきたんだろうと。思っていた。

(本当にそうだった)

 

そこには 20匹近い猫らに一斉にご飯をあげる猫おばさん。

その近くに1匹の小さい黒猫。

 

その子はどうしても保護したい。ずっとそこで待つ私。

私の存在は無視する猫おばさん。

 

私がその時、猫おばさんに何かひとこと言ったらしく

 

40年とたったひとりで猫らにご飯をあげていた猫おばさんが

 

この子は信用出来る。

と思ったという事だった。

(あとあと、猫おばさんがあの時にあなたが言ったひとことが。と何度も言っていた)

 

しっかりと私を見て

 

この小さい黒猫は最近捨てられたの。

少し弱っている。うちにはもう10匹の猫がいて

病気の子もいる。うちにはもう連れて帰れない。

あなた、この子を連れて帰ってもらえる?

 

すぐに私は子猫と格闘しながらも捕獲し

またいちごちゃんの時のように小さい袋に入れて

(当時はまだ捕獲の仕方を知らない)

しっかり押さえ込み家まで慎重に連れて帰った。

 

そこで ノミダニ駆除、動物病院での診察など全て済ませ、

里親募集をした。 

もちろん初めてのことだったが

それまでに 里親詐欺、虐待、実験、などなどかなり調べていたのもあり、

自分がこの人なら。と思うまでじっくり待った。それは

今も同じ。

 

 

その黒い子猫は  里親さんちで 大きく育ち、里親さんに愛されて    今も元気に暮らしてる。

感謝しております。

 

それからたくさんの猫の保護をする方々と知り合った。

子猫、成猫の保護、捕獲もできて、世話もして、

インターネットでの里親募集できるのは私ぐらいで

毎日、猫のあらゆることで 本当にあちこちから連絡があり

猫の保護や虐待の事など

猫に対する経験値は一気に上がった。

(こちらに引っ越すまで皆さんと連絡し東奔西走していた)

 

 

 

そこで 尊敬していた動物病院の奥様が

 

どうぶつ助けは人助けですね。

 

と言われたのを今も覚えている

 

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⬆︎同じ猫。

 

この世には  命を簡単に捨てる人間がたくさんいます。

 

命をお金で 取り引きする人間、

自分のストレス発散のために暴力を振るう人間、

家族ぐるみで子猫を虐待する人間、

譲渡してもらっては捨てる。という行為を何度も続ける意味不明な人間、

子猫の歯をペンチで抜く、子猫の首にひもをかけ振り回す、

子猫を壁に打ち付ける子供たち、

なかには性欲発散のために猫を犬を使うというあり得ない人間もいるのです。

 

何度もこのブログでも書いておりますが

このような人間は 無くなりません。

必ず、虐待をする人間は全国のどこにでも居るのです。

隣の人が虐待犯というのも実際にあるのです。

 

それは ほとんどが人前ではなく闇で行われ

介入し助けることは不可能な場合が多いという事。


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(左目の上に残る傷跡。右利きの人間からの暴力。)

 

 

特に日本は動物愛護法はお飾りのようで

法の下で助け出すようなことははっきりいって出来ない現状です。

動愛法があるので処罰お願いします。とは簡単には出来ないのです。

動物虐待はいずれ人への暴力に移行します。凶悪犯はほぼ動物虐待をしています。

何度も警察や保健所に行って直談判し、警察の人らも

なんとかしたいのだが、動愛法では虐待の事実があっても、

公然、誰もが見れる目の前でしかも血塗れになるまで犬や猫を殺す、

もしくは殺した本人が殺した。とでも言わないと逮捕は出来ないと  言ってくる始末。

警察の中でも心ある方がおられ、何とかしたい!と必死で言われる方もいましたが。。

海外にあるアニマルポリスなんて日本には存在しません。禁錮300年もありません。

兵庫県のアニマルポリスは機能していません。)

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  • そこで どうか ペットショップで購入せずに

  • 1匹でも  里親募集で

  • 引き取って頂けたらと思います。

 

なかには ブリーダーからなら大丈夫でしょう?と言われる方も多いのですが
ブリーダーからもどうか引き取りされないでもらいたいと切に願います。

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⬆︎遺棄された、左脚の曲がったロシアンブルーの子猫。3本足で歩き走っていました

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⇣クリックして見てもらえたら⇣

(私が作ったサイトではありません。)

https://xn--08j6bd3k6a2588ad0g9nt78e012dd2ya.net/wp/

 

素晴らしいブリーダーとは何ですか?

赤ちゃんを奪い、それを 自分の生活の糧にするのは

素晴らしい行為なのでしょうか?

 

自分に置き換えて考えてもらいたい。

 

赤ちゃんを何度も何度も奪われて平気な母親はいますか?

 

⬇︎見てください。

劣悪ブリーダーというおはなし・・☆ - ☆うさぎとねこの生活☆ うさねこFamily☆

 

 

ブリーダーは (絶滅してしまいわないための)

種の保存だけでいいのではないかと思います。

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⬆︎⬇︎同じ猫。メインクーン  純血種。

保護時とうちに来てから。

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右耳は耳先カット。

 

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⬆︎お借りした画像です。

 

 

それから、里親になる際、子猫や子犬を引き取る際には

心あるから方から譲渡してもらってほしいと思います。

 

http://miwachann7777.hatenablog.com/entry/2016/03/03/185127

 

 

 

 

 

(今は有償でも素晴らしい方もおります。無償の方が

少なくなって来ました。)

 

ペットのおうち

https://www.pet-home.jp/

 

いつでも里親募集

 

https://satoya-boshu.net/index.php

ジモティー  

https://jmty.jp/

 

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⬆︎は皆んな純血種。最近、保護したレイ君もスコティッシュフォールド

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1匹でも あたたかいおうちで

人間の愛情の元で 生きていくことが出来るように。

 

1匹でも助け出されますように。

 

よろしくお願い致します。